バンコクの暴動で非常事態宣言

投稿日時:2014-03-25 11:33:32

タイ政府が、首都のバンコクとその周辺の地域に非常事態宣言を発令しました。発令の期間は6日間にのぼります。タクシン元首相に対しての反政府デモ隊によって爆弾事件が度々起こっており、今後もその動きが増していくとの見通しが立っているため、非常事態宣言を出す運びになりました。

スープ元首相が反政府デモを主導していますが、スープ元首相は「暴力的な行為を行っているのは自分たちではなく、別のネットワークの人間であり、自分たちはあくまでも平和的なアプローチをしているのだ」といったコメントを出しています。

チャルーム労相は非常事態宣言を受けている中で治安の責任者に就任しました。

そして、記者に対して非常事態宣言の発令に関しての理由を「将来、経済の悪化に向かうおそれがあるため」といったことを述べました。

今後の方針として、武力行使によるデモ隊の抑制の計画はなく、あくまでも平和的な方法で解決を行っていくことを明言しました。

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